第四章
練習問題集
この章では、ある囲碁入門書に掲載されている問題集から150題を選らんで出題します。
これらの問題は、実際の十九路盤ではなく、極小型の七路盤上の問題として出題されていますので、これらの問題を考えると、囲碁の基本に関する理解が深まることは間違いありません。解答もついていますが、解答をすぐには見ないで、まずは自分の考えで正解と思う手を捜してみてください。
なお、最近は、日本棋院あるいは韓国の棋院からすぐれた問題集(ドリル)が出版されていますので、それらもよろしければご参照ください。
問題1・問題3
解答1・解答3
問題4・問題5
解答4・解答5
問題6・問題7
解答6・解答7
問題8・問題9
解答8・解答9
問題10・問題11
解答10・解答11
問題12・問題15
解答12・解答15
問題16・問題18
解答16・解答18
問題19・問題20
解答19・解答20
問題21・問題22
解答21・解答22
問題24・問題25
解答24・解答25
問題26・問題27
解答26・解答27
問題28・問題29
解答28・解答29
問題30・問題31
解答30・解答31
問題33・問題35
解答33・解答35
問題37・問題39
解答37・解答39
[終わりに]
囲碁の道は遠き長き道です。最近、ご他界なされた一流棋士の藤沢秀行さんは
「囲碁について神様が100知っているとすると自分が分かっていることは
3か4くらいにすぎない。」と語ったと伝えられています。現在、日本のほか、中国、台湾、韓国には碁のプロの沢山おられて、日夜研鑽に励んでおられます。しかし、秀行さんのお言葉のように、囲碁が完全にわかっている人はいないということだそうです。コンピュータに囲碁を打たせる試みも、オセロやチェスや将棋と比べると遅れています。ですから、囲碁については、実はわからないことだらけなのだというのが現実なのです。その分からないなりに、何が最善か?を求めて、プロもアマも囲碁を追及しているわけです。いま、入門した皆様は、すぐに強くなることを求める必要はありません。山の頂上は景色がいいようですが、山腹でも、山麓でも、楽しむ景色はあります。いま、囲碁を始めた方には、
その場所、その場所の景色を楽しみながら、少しずつ山を登られることを心がけていただきたいと思います。
折角、オール慶応囲碁の会で囲碁に興味をもたれたのですから、何かご質問があれば、オール慶応囲碁の会事務局宛、「入門お世話担当者」気付けでEメールを書いてください。わかることはできるだけお返事したいと考えております。
オール慶応囲碁の会「入門お世話担当」気付け